ほとんどの人が相続についての知識なんて持っていないため、いざ相続の手続きが必要になるととても大変です。大抵の人は本を買って読んだりネットで調べたりして何とか間に合わせようとしますが、所詮付け焼刃になるため、肝心な事が抜け落ちていて後々大問題となったり、また大変な手間が掛かったりします。ですからお金は掛かりますが、相続の手続きはプロの税理士に依頼した方が余程簡単で確実です。ここでは相続手続きを税理士に依頼した時に、手間がかからない事以外のメリットについて説明します。
思ったより費用が安い
相続の問題を解決します!とうたっている業種は実はたくさんあります。弁護士や司法書士、銀行などが一般的です。ですが税理士はそれらよりも費用が安いのです。というのも目的が違うので、税理士ならば税務関係の手続きくらいしか行いませんが、その他の専門職はその専門性ゆえに他の特に依頼者が必要としない様なサービスも行います。必要の無い事をしてもらえても、はっきりいって全くありがたくありません。
ですからお金と税の問題はまず税理士に相談するのが最も確実で、そして税理士はあくまでお金と税の問題しか取り扱いませんので、費用が安く済むのです。
他の専門職は税について詳しくない
当然ですが、税理士は税に関するプロフェッショナルであるため、他の専門職に比べ税に関する知識も経験も豊富です。相続問題で最も気になる事は相続税の問題ではないでしょうか。ですから相続税の事が気になっているのだから、税の専門家である税理士に相談するのが最も妥当なのです。
専門領域が明確である
上記の費用が安い理由にも直結しますが、税理士は税の問題しか扱っていない事がほとんどなので、余計な問答が必要ありません。弁護士なら訴訟となった方が儲かるので訴訟を勧めてくるかもしれませんし、銀行なら融資の話を絡めて来るかもしれません。行政書士なら他にどんな副業をしているか分かりませんので、何とかそれに繋げようとしてくるかもしれません。
もちろんほとんどの専門家は誠実で、熱心に相続の問題に取り組んでくれると思います。ですが相談者が何も知らないのをいい事に、全く関係のない問題を絡めてくる事も十分にあり得ます。ですから専門領域がはっきりしている税理士に頼むのが、専門家に依頼するなら余計な事を絡めてくる可能性が少ない分メリットが高いのです。